外壁や屋根の塗り替えには長期的視点での計画と短期的な視点での計画があります。

長期的視点での計画　～新築後、すぐに思い描くべし～

  やっと完成した念願のマイホーム。既にこの時点で、定期的にお住まいの外回りのメンテナンスをしなければならないという意識を持って下さい。そして、それは新築6年目以降、10年目くらいに訪れるということを忘れないで下さい。この6年目以降、10年目くらいという時期を覚えておいて、費用面やチェックする時期の計画を立てましょう。

短期的な視点での計画　～焦らずにじっくりと業者と相談を～

  最初のページのメンテナンスのサインが出ている方は、すぐにでも塗り替え等のメンテナンスをしたいと思いますが、焦らないで下さい。雨漏り等、緊急性がない場合は数週間や数か月先に延ばしても、特に支障がないと思います。この間に台風や地震に遭遇してしまった場合、話は別になってしまいますが。まず、焦らずに下の3つのことに時間をかけて下さい。工事後の満足度が違ってきます。自分の要望をしっかりと伝え、業者の提案をよく聞き、じっくりと時間をかけて考えることをお勧めします。

 
1業者への点検・相談、見積りの依頼

  業者の方にも都合があります。依頼したら即、来てくれるとは限りません。また強風や雨の強い時は屋根等の点検は危険なので、できない場合があります。数社に問い合わせ、比較・検討したいものです。

2建物調査と診断

  一緒に立ち会い、どこがどうなっているのか具体的な説明を受けましょう。書面でのチェックリスト提出の他、屋根等の見えない・見えにくい部分をデジカメで撮影して見せくれる業者を選ぶようにしましょう。

3見積りの比較

  数社から見積りを取り、それを比較します。同じ工事で、同じ材料を使った見積書を作ってもらうと、比較がしやすいです。