Fotolia_38959131_S  食料品を買うにしても、服を買うにしても、良いお店や良い業者で買いたいものです。彼らはノウハウを持っており、我々にアドバイスをしてくれます。屋根や外壁塗装についても同じで、豊富な施工実績を持った信頼できる業者に依頼すれば、半分は成功したも同然です。しかし、フツーの一般の人が良い業者を見分けることは難しいでしょう。そこで、ここでは悪徳業者に引っかからない方法を紹介したいと思います。

悪徳業者の手口は共通

●確認しづらい、確認のしようがない部分の不具合を指摘する

「近隣でリフォームの工事をしてまして、気になる部分があったものですから…」などともっともらしい口上で、いきなり訪問してきます。そして「2階の屋根が壊れてる」、「2階の壁が壊れてる」と、必ず見えない・見えにくい部分の不具合を指摘します。実際に壊れてるかどうかは別として、取りあえず冷静に考えてみましょう。「おいおい、アンタはそんなに離れているところを目視で判断できるくらい驚きの視力なのかよ」とツッコミを入れたくなるくらい馬鹿げた話です。本当に大きな不具合以外、見えるワケありません。そんな大きな不具合だったら、指摘される前に気付きます。同様に「分かりづらいかもしれないけど、白アリの通った跡がある」というのも変な話です。勝手に敷地に入って確認したのですか。それともオマエはファーブルか何かなのですかとツッコミを入れたくなります。屋根同様に縁の下も見にくい部分なので、悪徳業者が目をつけると思われます。

●「無料」、「サービス」などを強調する

電話や訪問でこんなことをいう業者がいます。おトクな気もしますが、タダより高いものはないと肝に銘じて下さい。『自分では点検の仕方が分からないし、この際見てもらおうかな』という気になりますが、キッパリ断って下さい。点検終了後には自作自演か、ありもしない不具合を言われるに決まってます。

●やたらと高い塗料だけを勧めてくる

塗料の性能は値段と比例しており、高い塗料はそれだけ良いものなのですが、それがすべての外壁塗装に通じるかというとそうもいきません。お住まいの外壁、モルタルなのか、窯業系サイディングなのか、金属サイディングなのか、それらによって相性もあります。硬い塗膜を形成する塗料が向いているもの、逆に弾性に富む塗料が向いているもの、さまざまです。塗り替えにおいて外壁と塗料の相性も重要なポイントです。

お住まいの塗り替えなら横浜外壁塗装工房

一流の詐欺師は詐欺師に見えないし、知恵のある悪徳業者は厄介

事実と事実の間にウソをサンドします。こうすることによって人を簡単に騙すことができます。まずインパクトのある事実を用意します。インパクトが大きければ大きいほどウソがうまく隠せます。次に人々が体験している事実を用意します。実際に体験した人の数が多ければ多いほど効果的です。そして、この事実の間に利益をもたらしてくれるウソを挟みます。東日本大震災とそれによる家屋倒壊という事実の間に悪徳リフォームを挟みます。これで大地震を隠れ蓑にしたリフォーム詐欺の出来上がりです。これは最近のメディアリテラシーの話でもあり、ウソと見抜くのは大変難しい事例です。

東日本大震災により被災された皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧をお祈り申し上げます。


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